あらすじ
《怪者払い》――それは人知れず妖怪を祓う者たちの仕事。
普通の女子中学生・千子妖花は、夢の中でその言葉を耳にする。
真夜中、窓の外に現れた「黒い影」を見たその日を境に、妖花の日常は大きく変わっていく。
妖怪たちが確かに存在するこの世界。
だが表の社会でそれが話題にならないのは、裏で《怪者払い》と呼ばれる人々が戦い続けているからだった。
恐怖、驚き、そして時には奇妙な縁――妖怪との出会いが、彼女の日常を少しずつ変えていく。
やがて妖花は、一振りの“妖刀”と巡り合う。自らの手に“妖刀”を握り、次々と迫る妖怪との戦いに身を投じていく。
そして彼女は知る。失われた記憶の真実と、百年に一度訪れる《儀式》の意味を――。
これは、一人の少女が“表と裏の世界”を繋ぎながら歩む人生の物語。
刀と妖怪が紡ぐ、現代妖怪ファンタジー戦記