あらすじ
心のエネルギーを糧に、奇跡のような力を解き放つ道具――それが「心器(レイス)」。
各国は他を凌ぐ心器(レイス)を保有することに躍起になり、その力こそが国々の均衡を保っていた。
国の東端、深い森にひっそりと暮らす孤児の少年ギルアス。
彼は人の手ではなく、人々に恐れられる心獣(レイガル)に拾われ、十二年ものあいだ人間社会から隔絶されて育った。
そして――十三歳の誕生日前日。
何かに導かれるように、同い年の少年カレンとの邂逅が、眠れるギルアスの運命を大きく揺り動かす。
心器、心獣、国、そして人が織りなすファンタジーが、今始まる。