あらすじ
容姿、学業、スポーツ、友人にも恵まれている高校生のユーガは、死ぬことばかりを考えていた。
いよいよ実行に移そうとしたその時、耳元で『声』が聞こえてくる。
『死ぬくらいなら、俺に貸してよ、その身体』
声の主は、29歳の自称画家を名乗る幽霊・レンヤ。
姿は見えないが、確かにそこに存在していることを認めざるを得なかった。
彼は生前に描き上げることの叶わなかった絵を完成させるため、ひと月だけユーガの身体を貸してくれないかと懇願。
半ば強引に押し切られ、やむなく決行の日を先延ばしにしたユーガは、レンヤと身体の感覚を共有する奇妙な同居生活を送ることに。
充実したように見える高校生活を送るユーガを見て、レンヤが羨ましく感じたのも束の間。
ユーガは、クラスメイトたちには明かせない、とある秘密を抱えていた。
身体の感覚を共有しているレンヤだからこそ悟れるユーガの苦しみ。
レンヤは限られた時間の中で、ユーガを救いたいと願うようになりーー