あらすじ

鎌倉時代―― 源頼朝の娘・大姫は、政略のために迎えられた木曽義高と、幼くもあたたかな恋を育んでいく。 春の庭で名づけ合った草花。手の中で鳴った小さな鈴の音。 それは、ふたりだけの、やさしい世界だった。 だが、運命は無情にふたりを引き裂く。 義高の命は奪われ、大姫は心に深い喪失を抱えたまま、生きる時間を止めてしまう――。 けれど、時は流れ、 やがて現代の春、大船の常楽寺にて。 小さな鈴を手にした「よう」と名乗る女性と、 白装束の青年「義高」が、ふたたび巡り合う。 それは、生まれ変わっても続く恋。 風にのって届いた、約束の鈴の音が導いた、奇跡の再会だった――。

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小説を読もう2025/10/03
  • 現在の作品鈴の音が聞こえたら