あらすじ

■昨今、ネットではフェイクニュースや誹謗中傷がはびこり その匿名性から真実が見えなくなっています。 いっぽう、科学の世界では論文の精査によって、間違った論拠や改ざんされた画像が見破られてしまいます。 それでも科学の世界に捏造が消えないと著者は主張します。 「捏造を根絶することはできません。しかしだからといって捏造はやり放題というわけでもありません。 捏造は必ず発覚します。捏造された研究成果は自然科学の法則に反するため、 追試は失敗し、他の研究結果と矛盾し、遅かれ早かれ否定されます。 つまり、科学は異物を排除する免疫機構を備えているのです。」 ■科学史というテーマでありながらこの科学が担う免疫機構は社会のウソに一石を投じるはずです。 「登場するのは誘惑に弱い人間で、あつかわれるのは過ちの瞬間です。 彼ら彼女らの叶わなかった夢と野望が社会に波乱を及ぼすさまを、歴史上の事件として記述するのが目的です。」 著者は大学で教鞭をとるかたわら、科学の面白さを一般に広く伝える著作活動をしています そして本書は、撤回された科学論文をできる限り入手し一文一文読み込んでいます 本書に登場する9人の科学者たちの事件を、 社会を騒がせた影響度も含め、☆で評価しています。 この不可思議な科学の世界の光と影は、現代社会の見えない真実への教訓となるのではないでしょうか。 ※本書は2005年7月にdZEROから刊行された 『科学者はなぜウソをつくのか』を改題・加筆・再編集したものです

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シーモア
シーモア2023/03/15
  • 現在の作品なぜ科学者は平気でウソをつくのか