あらすじ
十五歳の少年ディルハルト・レヴァンス。
貧困にあえぐ小国カルメドスの片隅で、心優しい青年として村で暮らしていた彼の運命は、突如訪れた他国の侵攻によって打ち砕かれる。
目の前で両親と妹を惨殺され、村は蹂躙され、希望をすべて奪われた夜――
レヴァンスは覚醒する。
やがて軍に入った彼は、圧倒的なカリスマと力で頭角を現し、ついには国王を討ち、
「カルメドス統制国」を築き上げる。
武力による均衡こそ平和を守る唯一の道――そう信じる若き指導者と、
彼を支える仲間たち。
だがその歩みは、大陸全土を巻き込む嵐の幕開けにすぎなかった。