あらすじ
王都の聖堂で「偽聖女」と断罪され、追放された令嬢。行き場をなくし森で魔物に襲われた彼女を救ったのは、無口で孤高の獣人王だった。
「……俺の妻にする」
唐突な宣言から始まったのは、ぶっきらぼうで過保護すぎる新婚生活。寝床も食事も全部面倒を見てくれる彼の優しさに戸惑いながらも、彼女の心は次第に温められていく。
しかし王都はなおも彼女を追い、討伐隊や「真の聖女」を名乗る女が森に現れる。
守られるだけではなく、隣に立ちたい――そう願ったとき、彼女の本当の奇跡が芽吹き始める。
聖女失格から始まる、辺境の森での溺愛と再生の物語。