あらすじ
光と闇。
それは、互いを必要としながら、決して交わることのない、相反するもの。
この世の全ての人間は『光族』と『闇族』のどちらかに分類される。
特化型能力者・光族、或いは、万能型能力者・闇族である。
誰しもが何かしらの能力が使えるからこそ、人々は争いの歴史を辿ってきた。
どちらが優れているのか。どちらが世界を統べるべきなのか。
この戦いは、およそ3000年に渡り繰り広げられ、今もなお、終わる気配がない。
イージス=アルタナヴィアは闇族の父と光族の母の間に生まれたハーフである。
両親が光族と闇族という、特殊な家庭に生まれた彼は、唯一の中立国・セントラシルドで育ち、比較的平穏な日々を送ってきた。
しかし、とある事件で母と姉を亡くしたことをきっかけに、兄は光族側に、妹は闇族側につき、戦争に巻き込まれていく。
一方で、何故か能力が使えない彼は、どちらにつくこともできず、一人セントラシルドに留まることに。
国王に拾われ、持ち前の頭脳と優しさで国に恩返しをしながら、平穏な日々を送っていた。
……だが、この世は無情。
家族は分かたれたまま、戦争は激化。
終いには、勢力拡大のためにセントラシルドの国民まで巻き込まれる事態になった。
__このままでは、いけない。
イージスは自分の兄妹が光にも闇にも属していることを良いことに、戦争を終わらせるべく、暗躍することを、今は亡き恩人・セントラシルド国王に誓う。
約3000年に渡る光と闇の戦争に、今、幕を下ろす。
【祝福の書斎】 ※関連エピソードをご覧いただけます
https://kakuyomu.jp/works/16818093091750467873