あらすじ
ただの高校生だったオレは、ある日突然、未来へと飛ばされた。そこは、想像していた理想の未来とは違い、すべてが数字に支配され、人間ですら一つの“値”として扱われる監視社会だった。
到着してすぐに突きつけられたのは、「存在しない者」という冷酷な烙印。記録されず、帳簿にも載らず、世界から切り捨てられたオレは、孤独と屈辱の中で怒りを燃やしていく。
この世界で生き残るためには、与えられた枠に従うしかない。だが、枠に入らないからこそ見える景色、戦えるやり方がある。理不尽に抗い、無数の監視をかいくぐり、逆境を力に変えていくオレの物語は、やがて誰も予測できない結末へと向かっていく。
未来に飛ばされたひとりの高校生が、“存在しない者”として世界と戦う――。怒りと反逆、そしてカタルシスに満ちたダークファンタジー、ここに開幕。