あらすじ
ある稼業に身をやつしている新城明良は、仕事のプロジェクト成功を祝って上司の果歩と町寿司で寿司をランチに食べていた。
それはすごく風の強い日で、明良の座る席の正面にある小窓から、店前の通りを様々なものが流されていくのが見えた。
小さな無数のゴミくず。枯葉。木の枝。新聞紙。空のコーン缶。季節はずれのTシャツにパンティ・ストッキング……。
明良がぼんやりそれらを眺めていると、とあるとんでもないものまで流れてきたのである。それを見た明良は慌てて席を立って寿司屋から飛び出し、それを追いかけ始めた。