あらすじ
私は王太子に婚約を破棄された。王太子、なんとまあ身勝手なことか。しかしだ、王太子殿下なのだからある程度の勝手も融通も利く。そこに文句をつけるつもりはないし、仮に私に不出来な部分があったとするなら、それは胸だ。そうだろうと予測する。私をフッた上で迎えようとする妃殿下候補は私よりたしかに胸が大きい。巨乳だ巨乳だ巨乳だ。幼稚で大人げのない王太子殿下に幸あれと思うのはほんとうだ。せいぜい幸せになって、せいぜい怠惰な日々を送っていただきたい。本音である、ほんとうに。
しかし、そんなふうに私が割り切った折に、なんとまあ、王太子は死んでしまったのである。
事件の様相なのではあるが、少しややこしそうだ。
いったいそこにある原因とはなんなのか。
興味はないが真相くらいは知りたい……ような気がする――。
※ネタ提供:某弓良十矢NoWar様