あらすじ
不朽の名探偵──シャーロック・ホームズの死より数百年。これは語られなかった後悔を紡ぐ、残された相棒の幻想ミステリ。
かつてホームズと冒険を繰り広げた伝記作家、ジョン・ワトソン。その正体は、神秘生命体〈アンシーリーコート〉。彼はエマ=ジェームズ・ワトソンと名前を変え、今も小説家として英国に生きていた。
そんな彼を訪ねたのは、馬の耳と尾を持つ獣人──馬子(まご)の男、シャルルマーニュ・ハイドノーブル。ホームズの面影を宿す彼と共に、ワトソンは魔術が絡む怪事件へ挑む。
しかし、事件の先に待ち受けていたのは────誰が〈名探偵〉を殺したのか、という最大の謎だった。