あらすじ
六年前。
私は、ある男と一夜を共にしたせいで『呪い』をかけられてしまった。
それは、相手が私に真剣な気持ちを向けてくると、途端にその顔がカエルに見えてしまうのだ。
普通に恋をしたいのに出来ない。
もがけばもがくほど、呪いが憎くなる。
そんなある日、呪いの元凶・水瀬蓮と運命の再会を果たす。
それは、勤め先を吸収した大手企業の御曹司。
なのに――
「俺の事知ってるのか?」
……は?
ひょんなことから一緒に仕事をすることになり、悩みは尽きるどころか、さらに広がっていく。
そんな時、やけ酒に付き合ってくれるのは、大学時代からの友人・信夫。
面白くて優しい、ずっと隣にいてくれる信頼できる存在。
けれど、御曹司と向かい合った瞬間――二人の間に大火花を散った。
「その手を離せ」
「嫌です」
憎む相手と、支えてくれる友人。
自分でも抑えきれない心に振り回され……
切なくて時に笑える、呪いオフィスラブストーリー。