あらすじ
直近の2年分の記憶だけを抱えて生きる高1の美菜は、14歳より前のことを一切覚えていない。
優しい両親と三人の穏やかな生活もしっくりきていないが、普通を装うしかない。
美菜は同じ高校のバスケ部3年で幼なじみの晃の関東大会の応援に行くが、晃の対戦相手のキャプテン・秀一に見覚えがあり、記憶が揺さぶられる感覚になる。
また、秀一を応援しに来ていた高校生5人が美菜を『アン』と呼び、自分たちは幼なじみだと主張する。
警戒する美菜だったが、両親や晃には今までなかった『記憶の欠片』を感じて動揺する。
※この作品は過去作である『還りたい』を基として、大幅に改稿したものです