あらすじ
ものづくりが好きで職人気質、少し変わり者と噂される侯爵令嬢ルクレティア。
彼女は幼馴染で婚約者のセオドアと、これまで良好な関係を築いてきた。
だがある日、セオドアの家に「魔物に町を襲撃され、ただ一人生き残った」という不幸な令嬢ミレーヌが引き取られてから、状況が変わっていく。
まるでセオドアとミレーヌが浮気関係にあるように見えるのに、周囲は「支えてあげているだけ」「不幸な女性を責めるなんて」と、ルクレティアを咎める空気。
さらにミレーヌからはこんな言葉まで浴びせられる。
「もっと愛される努力をした方がいいですよ?」
「……なるほど?」
自分には女性らしい可愛げがない自覚のあるルクレティアは、「一理ある」と受け止め、社交界の華であり親友でもある侯爵令嬢ヴィクトリアに、“愛される努力”について相談する。
そこで返ってきたのは――
「このあんぽんたん! あなたに非はなくってよ! うら若き乙女なのに、酸いも甘いも経験したご婦人のように落ち着いているあなたに必要なのは『愛される努力』ではないわ……『推し』よ!」
「……『推し』って何かしら?」
※ゲームヒロイン・悪役令嬢・攻略対象の婚約者令嬢の女の子たちがわいわいきゃっきゃ推し活しながら、浮気者攻略対象にたよらず、追い詰めつつ、国を救う(防衛系乙女ゲームクリアする)話。