あらすじ
「あなた、10年後に死にますよ」
「……はあ?」
あまりにも唐突だった。イグナルスはラウローリエという少女にそんなことを言われる。
なんて馬鹿げたことを言うんだ……とはならなかった。
「あなたは僕にどうしてほしくて、死ぬとを伝えたんですか?」
「それで、僕の死因は?」
むしろ積極的に受け入れ始めたイグナルスに戸惑うのはラウローリエの方であった。
「あなたに生きたいと言わせてみせる! そして、10年後にあなたを死なせない!」
これは自己肯定感が低くて達観している少年と、そんな彼のことを救おうと頑張る転生少女のお話。
過去の短編、「幼馴染の貴族令息にかわいいと言い続けたら開き直られた」と同じ世界ですが、そちらを読まなくても問題ありません。