あらすじ

ある日突如、異世界への門は開かれる。  そして、何の前触れもなく、五人の日本人が異世界へと召喚された。  彼らを迎えたのは、気品漂う女王・フローティア。  彼女はゆっくりとした口調で、隣国・魔帝国の侵略が迫っていることを告げる。 「この国を――いいえ、この世界に生きる人間たちの未来のために、どうか勇者様方のお力をお貸し頂けないでしょうか?」  高貴なる女王・フローティアに深々と頭を下げて懇願されては、断れるわけもなく。  まして、創作物の中でよくある異世界転移という、心躍るイベントともなれば、猶のこと。  ある者は、持ち前の正義感から。  またある者は、愛する彼と共にあるために。  更に別の者は、退屈を打ち破る刺激への渇望から。  そして最後には「皆がやるのならば」という理由から。  その裏に如何なる現実が隠されているか何も知らずに、一人また一人と勇者となることを受け入れて魔族との戦いへと足を踏み入れる決意を固める。  だが、一人だけこの流れを拒む者がいた。 「まぁ、精々頑張ってくれ。縁もゆかりもないこの世界、そしてこの国のために。健闘は祈ってやるよ。それじゃ話も終わったようだし、失礼する」  最後に残った青年・狩野刹那は、淡々と静かに告げる。  しかし、それで女王が許す筈もなく、反逆者として追われる身となった刹那は城から逃げ出して、やがて勇者召喚というこの事態の裏に潜んだ闇を知る。  そして刹那は、戦いへ身を投じていく。国を守るためではなく、世界を変えるために。  一方で、勇者となった転移者たち――その中でも中心的な立場にいる青年・水鏡正義は、国と民を守るために理想と現実の狭間でもがきながら戦い続ける。 (注意・あんまり主人公らしくないです。多分、王道でもないです) ※別サイトでも公開中です。

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カクヨム
カクヨム2025/09/03
  • 現在の作品真なる意思によって、瞬間が永遠に繋がる物語~勇者召喚っていう聞こえの良いイベントに騙された結果、戦争に巻き込まれました。あーあ、俺もアイツみたいに女王様のお願いを断っておけば――いや、無理か。