あらすじ

辺境伯家の長女レティシアは、王太子アレクシスの許嫁。だが聖女の徴が「妹」マルグリットに現れたと告げられた夜から、都は光と噂に呑まれていく。秋の舞踏会、王太子は公衆の面前で婚約破棄を宣言——姉は捨てられ、妹は聖女として讃えられるはずだった。 けれど祈りには“器”がある。奪われ、流され、歪められた祈りは、いずれ本来の器へ還る。王城最大の祈祷「秋の大祷」で、レティシアは自らの名で呼吸し、王太子と歩調を合わせ、静かに流れを戻していく。 偽りは簡単には暴けない。だから彼女は急がない。痛みを呑み、証を積み、正しさを遅く確かに通すために。 ——婚約破棄から始まる姉妹の決着、王太子の罠、そして溺愛。祈りの器を持つ令嬢が、王都の瘴気と人々の期待を洗い流す、王宮ラブדざまぁ”ファンタジー。

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小説を読もう2025/09/03
  • 現在の作品偽聖女の妹に婚約破棄させられた令嬢ですが、王太子の罠と本物の奇跡で全てを返します