あらすじ

明治の終わりごろ。浅草の裏通りには俗世と離れた、『いわくつき』の品ばかり取り扱う骨董屋があった。 その店主・鷂は言う。 「……物は、いい。素晴らしい。物はひとつの目的のためにのみ存在し余分な働きをしない。  ひるがえって人間という奴ばらはどうか。言うこと成すこと朝令暮改で余分なことしかしない。なにをしようとしているのか、なにを考えているのかがまるでわからない」 ──つまり、古物が好きで人間が苦手な変人だった。 お話はこの店に、『触ると死ぬ箱』なるいわくつきが持ち込まれたことではじまる。

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カクヨム
カクヨム2025/09/03
  • 現在の作品骨董扱処あんていく廻呪録