あらすじ
昭和二十年八月、恋人(十六歳)の名(まつゑ)を叫びながら、敵空母への航空特攻中だった海軍士官(少尉)の俺、佐野文由(二十歳)は、突如タイムリープを起こし、令和元年八月の大海原へ……。
海面への墜落は間逃れたが不時着した俺を、海衛隊と名乗る組織が救助する。
話を聞けば、代々続いた陰陽師の末裔である俺の実家で継承されてきた、ある式神が必要なのだという。
しかし、昭和二十年でその継承も途絶していた。
実は令和の日本では、未曾有の災禍が起きていた。
原因は、災厄な怪異の封印が解かれた故にだった。
怪異に対抗出来るのは、封印した佐野家の遣う式神だけだった。
これは、令和に召喚された特攻隊の俺が、怪異退治をする物語。