あらすじ

高校2年生の**椎名陽菜(しいな・はるな)**は、裁縫部にも模型部にも属さず、祖母から受け継いだ小さな人形工房を放課後だけ開いている。顔の微妙な曲線や目の光を作る時間、針を進める静かなひとときは、陽菜にとって世界で唯一の「自分でいられる時間」だった。 ある日、無口で評判の美術部男子**相楽秀斗(さがら・ひでと)**が、破損したフィギュアの修復を頼みにやってくる。互いの手仕事を見せ合ううち、陽菜は自分の造形感覚が誰かの役に立つことを知り、秀斗は彼女の繊細な手さばきに惹かれていく。しかし、材料費不足やSNSでの匿名流出、そして幼い日のトラウマが二人の距離を揺らす。夜な夜な針を進める放課後。小さな工房で始まる、照れくさくて温かい恋の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2025/09/03
  • 現在の作品放課後ドールワーク — 少女と人形のひみつ工房