あらすじ
西暦201X年、我々が知る近現代史とは似て非なる軌跡を辿った地球で――。
MK――それは裏社会に生きる者、それと対峙する者達が共通して恐れ敬う、伝説の女スパイの通称である。
本名、年齢、出身、素顔…個人情報と言える物のおよそ全てが不明。
犯罪のエキスパート達を駒のように扱い、要人の暗殺から財宝の強奪まで息をするようにやってのけるMKを、一部市民はダークヒーローとしてもてはやした。
だが、その伝説は突如として幕を下ろす。
日本政府の末端組織、『MK対策室』で非合法的に雇用されていた、一人の女子高生の手によって。
これは、謎解きが不完全なまま終わってしまった物語の、新たな始まりを告げるエピローグ。