あらすじ
藩国連合の政界で「悪女」として恐れられる黒檀令嬢。しかし彼女の毒舌と策略には、戦争を防ぐという崇高な目的があった。一方、連合軍最高司令官の星河は、圧倒的な武力による平和維持を信じている。
相反する理念を持つ二人の前に、新たな脅威が立ちはだかる。各藩国に潜伏し、連合の破綻を目論む秘密組織「影の議会」——その黒幕は、黒檀の姉を殺した因縁の男だった。
量子通信の傍受、偽装工作の暴露、命を狙う暗殺者。知略と武力、二つの正義がぶつかり合う中で、やがて二人は共闘することになるが……。
果たして連合は守られるのか? そして黒檀は復讐を果たすことができるのか?