あらすじ
編集長の命で、大人気恋愛作家・袖野白雪の担当になった新米編集者の花園美咲。
ファンだった美咲は白雪の美しさに舞い上がるが、彼女は「恋愛が理解できない恋愛小説家」だった。
「恋を教えてほしい」と頼まれ、美咲は奔走するうちに、白雪の“恋愛”の実験台にされていく。
戸惑いながらも、次第に心を揺さぶられていく美咲。
これは、恋を知らない小説家と、恋に振り回される編集者が、本当の愛を知っていく物語。
【登場人物】
花園美咲(はなぞの・みさき)
20代前半。出版社に入社したばかりの新米編集者。
恋愛小説家・袖野白雪の大ファンで、彼女に会いたい一心で今の会社を選んだ。
まっすぐで感情豊か、少しドジだが素直で人懐っこい性格。
ファンとしての想いが強すぎて、いざ白雪の担当になると心臓がもたない。
異性愛者だと思っていたが、美しすぎる先生にドキドキさせられっぱなしの日々を送ることに──。
袖野白雪(そでの・しらゆき)
30歳。ベストセラー連発の人気恋愛小説家。
繊細な心理描写と甘く切ない恋模様で多くの読者を魅了してきたが、本人は恋愛経験ゼロ。
美しい和風美人で、ミステリアスな雰囲気をまとう。
恋愛を理解できないことに悩み、新しい担当・美咲に「恋を教えてほしい」と頼み込む。
性別にも常識にもとらわれない発想の持ち主で、美咲を日々困惑させている。
【世界観】
現代日本。まだ同性愛が認められていなかった時代。