あらすじ
シルヴィア・メランデルには、子どもの頃からずっと好きな人がいる。その相手は幼なじみであり、この国でも随一の剣の腕前を持つアルヴェーン公爵家の跡取りオリヴァーだ。
けれどオリヴァーはどうやらシルヴィアの妹であるクリスティーナのことが好きらしい。さらに子どもの頃一度告白して振られていることもあって、シルヴィアはほとんど諦めていた。
そんな彼女も結婚できる年になるが、なかなか縁談が決まらないでいた。そしてシルヴィア自身もオリヴァーへの想いをしっかりと捨てきれずにいた。
いつかオリヴァー以外と政略結婚をすることになる前に想いを伝えて潔く玉砕しようと決意するシルヴィア。
しかしそんな覚悟を決めたシルヴィアに、オリヴァーから話があるという。シルヴィアが新しく年を重ねる誕生日の夕方、オリヴァーから告げられたこととは……。
両片思いなのに不器用ゆえにすれ違う幼なじみふたりのお話です。