あらすじ
大海原を駆ける海守達は、見た目が怖いというだけの理由で陸の民に嫌われ、「海賊」と呼ばれていました。
海守達は本当は陸の民とも仲良くなりたかったけれど、見つかれば攻撃されるので、泣く泣く交流を絶ち、海上で暮らしていました。
そんなある日、一隻の海守の船に樽が流れつきました。
見習いの少年二人が樽を水から上げて開けてみると、中には驚いたように目を丸くさせた可愛らしい陸の民の赤ん坊がいたのです。
(……え、何これどういう事!?)
赤ん坊……及びサフィーラは転生者であった。
これは、後に英雄として語り継がれる少女が家族に溺愛される物語である。