あらすじ
平安の世。
“怪異殺し”の異名を持つ将軍に封じられた、災厄の怪異である俺。大人しく祠で数百年眠ってたってのに……なんだよ、肝試しって!!
勝手に祠壊すわ、勝手に磁場を狂わせて、
気づいたら異世界に転移!?
おまけに祠を壊した張本人。あの女、ちょっとばかり“訳あり”みたい生きる気力も、笑う理由も、置いてきたような目をしてやがった。
ーーー へっ、呪い?追放?上等じゃねぇか。
異世界だろうがどこだろうが関係ねぇ。
この女を、とことん振り回して、
笑わせて、愛して、食らいつくしてやる。
これは――
祟り神と“訳あり生け贄”が作る、
ちょっと狂って、でも世界一あったかい、
スローライフ国家建国譚。