あらすじ
ある日、突然。それは日常を侵食した。
「〝アリス〟を見かけたら逃げなさい」
学園長は確かに教壇でそう言った。螢(ほたる)は耳を疑ったけれど、その発言の以降、螢は学園内に奇妙な空間が広がっているのをたびたび目撃することとなる。
教室の中に月が浮かび、廊下は曲がりくねって地下へ落ちる。芝生の敷かれた廊下の先に金髪の少女を見つけたとき、螢はこの異常現象にひとりでは太刀打ちできないことを理解した。
学園は異世界と重なっている。
誰か、はたまた何かが異世界と繋がる扉を開けた。その扉を閉め、鍵をかけなければ、元のただの学校には戻れない。
螢は、学園と異世界とのつながりを断絶し、不気味なアリスを学園から追い出すことを決心した!