あらすじ

──1989年京都、再び鴨川デルタから始まる、揺れる心と最後の学生の季節──

1989年初夏。同志社大学4回生となったハルヒトは、就職先も決まり、残された学生生活を静かに見つめていた。
一度は離れた舞子と、再び同じ屋根の下で暮らし始める。以前よりも距離は近い。けれど彼の胸の奥には、まだ迷いが残っていた。

「これを恋と呼ぶには、どこか踏ん切りがつかない。
自分が本当にそんな気持ちを抱いているのか、それともただ心地よい居場所を見つけただけなのか、まだ確信が持てなかった。」

京都の四季が織りなす風景と、ささやかな食卓。
車に舞子を乗せて走り出す先には、湖や山、海へと広がるロードムービーのような時間が待っている。

友情と恋情のはざまで揺れる日々。
始まったばかりの平成という時代の移ろいの中、2人は「ひなたぼっこ」のようなあたたかな瞬間を重ねていく。

それはやがて、未来への岐路へと続いてゆくのだった──。

★第一部はこちら→ https://www.alphapolis.co.jp/novel/850646140/218976448

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アルファポリス
アルファポリス2025/09/02
  • 現在の作品ひなたぼっこ 第二部──京都・鴨川デルタ現譚