あらすじ
土屋政信(ツチヤ・マサノブ)は某有名私立大学の法学部を卒業後、オペラ歌手(菅井秀憲)に憧れてその世界に飛び込む。しかしあまりの狭き門で五年間音楽事務所に在籍の後、スッパリと諦めて就職情報誌を漁っていた。するとあまり興味が無い「国会議員の秘書募集」が目に付く。どうせアルバイトのつもりで履歴書を送ると「面接したいと」の連絡が来る。一応、面接場所に出向いて担当秘書(政策秘書)と話を交わすと見事採用されてしまう。しかし、名前こそ『政信』であるがその世界の事は全く興味がない。アルバイト先は衆議院第一議員会館の財務副大臣『金井博康(元日弁連副会長・医師)』の事務所である。事務所には常時スタッフが三人居るが、金井代議士の強い『守銭奴的カリスマ性』のため、スタッフは短いスパンで辞めてしまう。少し長く仕える政信の面接担当の第1秘書(政策秘書)結城憲護(金井の甥)は金井代議士から政信の指導を命ぜられる。政信は結城の鞄持ちとして少しづつ『改造』されて行く。この作品は議員会館と謂う蜂の巣から、甘い蜜を求めて飛び出て来る働き蜂達の実態を描いたものです。楽しんでお読み頂けたらと幸いです。
尚、この作品は著作権を放棄したものではありません。