あらすじ
『第2部完成! 9月1日より投稿再開!』
三大大国の一つ——『王国』
武力の『帝国』、歴史の『聖国』に並び、魔法の『王国』にはこんな噂がある。
——かつて小国だった王国を大国まで押し上げた陰には、ある一人の存在があると。
知識を集積し、次代へ繋ぐ司書——シエル・エンティア。
歴代の司書の記憶を継いだ彼には、魔法だけでなくあらゆる知識が継承されていた。
しかし……。
「俺は本だけ読めればいい」
彼は本にしか興味が無かった。
婚約者にも興味なし、仕事もまともに受けない引き籠り。
そんな彼に、婚約者であるティア・ソフニールはとある強硬手段を用いた。
——紅茶に薬を盛るという暴挙を。
そうしてシエルは強制的に外に出されることになる。
それが、世界を識り、紐解く旅路の第一歩となることを知らずに——