あらすじ
この物語は少年少女六人の視点から紡がれる、爽やかな青春群像劇です。
以下、軸となる少年・平井忠人君による、登場人物の簡単な紹介をお送りします。
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◯平井忠人
……僕だ。高校一年生で、他の何よりも『普通』をこよなく愛するザ・凡人だ。だけどみんな僕のことを『普通じゃない』と言ってくる。誠に遺憾だ。
◯安生水月
……二年の先輩だ。女子バレー部だ。美人なのに、何故か僕に話しかけてきた。いや迷惑とかじゃないけど、僕みたいな普通の奴じゃなくて、美人は美人と絡んでほしい。彼氏とか……いないのかな?
◯小水流信介
……同じく二年の先輩だ。部活は……何だっけ? 運動神経良さそうだけど、有名どころじゃない漫画が好きそうだった。いやまあ、運動神経と漫画の好みは関係ないけど。……関係ないよね?
◯種田理香
……三年の先輩だ。真面目そうな女の人。不正とかそういうの、許せないって感じっぽい。尊敬に値します。というか、三年ってことは受験生か。勉強とか大変そう。悩みとかも多いんだろうなぁ、きっと。
◯郡山宗太
……同学年の友達だ。他所のクラスだけど。クールなイケメンで、僕と趣味が合うみたいだ。自己主張は少ないし、黙って話を聞いてくれるし、頗る良い奴。……申し訳なくなってきた。何か僕にしてやれることはないだろうか……。
◯黒森麻玲
……出ました。問題の女の子です。僕とは対極に位置する『特別』マニア。僕のことを『特別』なんて言ってきた、宗太のクラスメイトだ。彼女に関してはこれだけは言える。……うん。はい。僕はその……き、嫌いじゃない……よ?