あらすじ
“魔王との最終決戦”が終わり、勇者たちが世界を救った――はずの世界。
だが、物語の「エンディング」からすべては始まった。
女神ルミナに土下座されて転生した少年・レンは、目を覚ますと討伐直後の魔王城にいた。
そして誤解から、滅んだはずの“魔王の右腕”と呼ばれて、魔王が果たせなかった目的を果たすという遺言をなぜか果たすことになった。
レンは感動的な場面で泣けず、結局魔王が握ってた聖剣をもってのらりくらりと冒険に繰り出す。
......なぜか転生させた土下座女神も一緒に。
平和になったはずの世界に、まだ終わらない“崩壊”の兆しが迫っている。
それは、かつての勇者たちが見逃した、もう一つのラスボスの影――。
「......ん?なんで聖剣持ってんのに魔法使いになったかって?ーーいや、借り物で無双すんのなんかやじゃん」
託された希望、残された謎。
“終わった物語”の続きを歩む少年は、やがて世界の真実と向き合うことになる。
これは、ラストバトルのそのあとで。
――その結末すら、まだ語られていない物語。