あらすじ
パッとしねぇ〜オッサン代表!
桐ヶ谷健吾《きりがやけんご》42歳。社畜!?
彼はどこにでもいる普通のオッサン。街中を歩けばゴロゴロいる普通のヒラっとしたサラリーマンだった。
いつものルーティンで会社へ向かっているはずの彼は——ふと、交差点で信号待ちをしていた時に、屈託のない赤い輝きに目を奪われる。
それは……
小さな子供が背負った赤いランドセルだった。
彼が、それを目にしたのは偶然だ。
突然舞い込んだ驚愕の事実に心を痛め、少しでも元気を取り込もうと、何気なくバイタリティーに溢れて燥ぐ子供を羨むように見つめたのだ。
そんな次の瞬間——
「——ファァァァアアアアッッッ!!!!」
突然鳴り響くクラクション。
逃げ遅れた子供——!?
これに気づく桐ヶ谷健吾!?
気づけば……
彼はトラックに轢かれていた。
普通のオッサンを自負していた筈の健吾は、小さな女の子を守るために身を挺したのだ。
だが……
次に瞳を開いた時には薄暗い洞窟の中で美少女と2人きりだった。
目覚めたここは異世界で、目の前の彼女は勇者で……オマケに……
「あの時、助けてもらった女の子——鬼燈鶴義《ほおずきつるぎ》は——異界の地で勇者となった。そして、勇者の力であなたを生き返らせ……この度、恩返しに参りました!」
あの時助けた女の子だった。
「どうぞ! 私を貰ってください!」
この言葉にケンゴは脳がバグってフリーズし、言葉と言葉の境界を彷徨い歩く。
突然の出会いと再会は——彼にとって波瀾万丈な異世界生活の幕開けだったのだ。
この物語は……
パッとしねぇ〜オッサン——桐ヶ谷健吾《きりがやけんご》と……
幼い少女で勇者である転生者——鬼燈鶴義《ほおずきつるぎ》の……
ラブコメ風〜異世界生活である。(※コメディ多め)