あらすじ
数年前、地方の古書店街を歩いていた私は、偶然小さな古書店で《こがね入門百科シリーズ》の一冊『我國の妖怪30選』という古びた児童書を見つけた。
昭和の児童書そのものという体裁だが、中身は現代日本では使われていない地名や、初めて目にする伝承ばかりで、日本のようでいて少し違う世界の児童書のようだった。
発行年は聞いたことのない「光振41年」とあり、店主も首を傾げるばかり。
とにかく購入して持ち帰った、不思議なこの一冊の中身を、書き起こして皆様と楽しめればと思う。
ちょっと怖くてユーモラスなイラストをお見せできないのがすこぶる残念ではあるが、文章だけでもなかなかオモシロいので、ぜひご一読ください。