あらすじ
光魔法(ひかりまほう)闇魔法(やみまほう)聖魔法(せいまほう)の三つがある世界。
体が弱いリンクスは忌避される闇魔法の使い手で、幼馴染の魔法騎士団の団長で光魔法の実力が抜きん出ているアルフィードと共に、ある日城に呼ばれると異世界から優(ゆう)という青年が召喚されてきた。
国中の植物が枯れていくこの国の救世主だという、聖魔法使いの優の世話と護衛を頼まれたリンクスとアルフィード。
副団長のテーセズを筆頭に冷たい態度をとられるリンクスを、アルフィードがいつも庇ってくれる。
劣等生だったアルフィードをいつも励ましていたリンクスを、とても大切に優しくしてくれるのを嬉しく思っていた。
優が魔法を使えるようにするために魔力を増減出来る小さな魔石を渡される。
リンクスはアルフィードから貰った、両親の形見である大きな魔石を膨大な魔力から身を守るために持っていた。
優が救世主として厚く歓迎されテーセズ達に気に入られていく傍ら、彼らの闇魔法使いであるリンクスへの風当たりは強い。
護衛として優を優先しなければいけないアルフィードは周りからもそれを求められる。
唯一親しいアルフィードがそんな状況で、今まで以上に孤独になるリンクスにティルクルという少年が声をかけてくれ仲良くなっていく。
アルフィードが個人的に雇っているティルクルと親しくなって一般的な友人の距離感を知り、自分はアルフィードにとても甘やかされているのではと思うリンクス
優は魔力の制御を頑張って修行するなかでアルフィードに惹かれていく。
そしてリンクスは優にアルフィードに恋人がいるか聞かれ、隣にアルフィードがいつまでも当たり前にいるわけではないと気づく。
そんなとき植物を枯らしている人物であるラルカディオが王城に姿を現す。
アルフィードが席を外していて二人だったので他の騎士では対抗できず、リンクスが魔法でラルカディオを牽制する。
そのとき優を襲った攻撃から、現れたアルフィードが庇い怪我を負う。
それを見て魔力が暴走して倒れてしまうリンクス。
その夜、怪我をおして様子を見に来たアルフィードに抱きしめられてリンクスは恋を自覚する。
その後、街に向かったリンクスは子供から罵声と石を投げつけられ逃げる途中でラルカディオが現れる。
闇魔法使いの辛さや孤独はお互いしかわからないと手を取るように言われるけれど躊躇するリンクス。
その後、ユウが闇魔法を怖がる発言をアルフィードに話しているのを聞き、心がどんどん疲弊していくリンクスだった。