あらすじ
最愛の妹を亡くした少女、レベッカはその死を認められなかった。
技術が足りないから諦めろってなんだ!
今の時代じゃ薬が無いから無理だなんて。そんな事あって良いわけがない!
なんで、手を尽くしてくれないの。すぐに諦めるの。
涙を嚙みしめ、レベッカはその日から薬の研究にのめり込んだ。
いつか自分が、どんな病気をも勝てない抗体を体の中で作れる薬を開発してやる。
妹も思わず生き返ってしまうような、そんな薬を。
その薬を【不死の薬】と銘打ち、その過程で偶然にも生まれた不老の薬を飲んだレベッカ。
永遠の時を手に入れたは良いものの、肝心の研究はどん詰まり。
その時編み出したのは時代を超えて生まれ変わる秘術、転生の術。
天性の才を持っていたレベッカはその術を成功させる。
これならいつか必ず完成させることができる。
そう確信したレベッカは転生を繰り返し、ついに研究の糸口を掴んだ。
次に転生した時代で必ず薬を完成させる。
そう心に誓い、レベッカは目を閉じた。
しかし待ち受けていたのは煌びやかな貴族の世界だった。
今まで以上に男からのアプローチが止まない上に、同年代の女性からの嫉妬の嵐が物凄い。
「ねぇレヴィ、研究は順調?」
「おいレベッカ。今から魔術の練習だ。付き合え」
「レ、レベッカちゃん!これ、差し入れ…。弟に付き合ってくれてありがとう」
「あ、姉さん、また寝てないですね。ほら、僕が添い寝してあげましょう」
「…私の研究を邪魔するな!!」
これは不老の魔女レベッカが貴族と戦いながら薬を作り上げるまでのお話。