あらすじ
―剣を握り続けた少年が、“何のために生きてきたのか”を知る物語。―
祖父に言われるがまま、毎日剣を振り続けてきた与白(よしろ)。
強くなってどうするのかも知らず、ただ何かに備えるように、日々を過ごしていた。
そんなある日、銀の髪に紫の瞳を持つ美少年・迦具夜(かぐや)が現れる。
突如告げられたのは、1300年前に月から地上へ降りた“かぐや姫”にまつわる、壮大な因縁。
与白の祖先は、かぐや姫と共に戦った“月守”と呼ばれる剣士の末裔だったのだ。
しかも今、かぐや姫が地上に残した“不死の薬”を巡って、再び地上では戦が始まろうとしていた。
「共に、闘って欲しい――。
そのために、お前を探していた。」
与白は、知らないうちに与えられていた“使命”に戸惑いながらも、自分が歩んできた道の意味を知っていく――