あらすじ
白の世界で交わした「賭け」。
だがその記憶は奪われ、ただ後悔だけが胸に残った。
平凡な青年ケイタは、異世界に転移しても“最弱”のまま。
成長は遅く、魔力は枯渇。仲間を守ることさえできず、無力感に苛まれる。
しかし死線の戦いで、彼は目覚める。
――時間を遅らせ、速度を倍加させる《クロノシフト》の力。
速度が倍になれば威力は四倍。たった一撃が常識を凌駕する。
その代償は忘却。
何を失い、何を誓ったのか――まだ彼自身も知らない。
焔月の刃を手に、ケイタは決意する。
「今度こそ、守り抜く」と。
これは、弱者から始まった剣士が 時を裂き、忘却の誓いを越えて英雄へ至る物語。