あらすじ
ぼくには人に言えない秘密がある。ただし、一人を除いて。
「おじゃましまぐろ! ぐるぐる回遊中!」
この、二学年上の(とは思えない)彼女・夏芽早苗がその“一人”だ。今日も今日とて、ぼくの部屋に突撃してくる。
特にこれといった用事はない。
「テストで百点が取れるペンを作ってくれまちす!」
今日は用事があったようだ。珍しい。
※日々の記録、というわけではないので、作中の時系列は前後するかもです。
お題メモ
1日 :新学期の匂い
2日 :白いシャツに残る夏
3日 :台風一過の空
4日 :虫の音の洪水
5日 :葡萄の重さ
6日 :夕暮れの運動場
7日 :長月の影法師
8日 :月見団子と空腹
9日 :重陽の菊
10日 :通学路にひとひらの秋
11日 :朝露の冷たさ
12日 :忘れ物のセーター
13日 :落葉よりも早い恋
14日 :いわし雲の手紙
15日 :敬老の笑み
16日 :図書館の静けさ
17日 :風に揺れるススキ
18日 :運動会の歓声
19日 :彼岸花の赤
20日 :秋分の境い目
21日 :長袖と半袖のあいだ
22日 :祭りのあと
23日 :夜長の読書
24日 :栗ご飯の湯気
25日 :コスモスの揺らぎ
26日 :夕立の置き土産
27日 :金木犀の通り道
28日 :秋風にほどけるリボン
29日 :古いアルバム
30日 :秋宵のため息
第一話だけ0時、明日から朝7時半投稿にします。