あらすじ
交通事故で母を亡くした少年、利典。
まだ初七日が済んだばかりで気が重く悲しみの海から抜け出せずにいた利典は、悲しみを振りほどこうと必死だった。
最近はそればかり考え、思いつめる日々……それでも腹は減るもので、利典は渋々雨の街へ出て行く。
利典はその道中、バス停で不思議な少女と出会う。
初めて会ったその少女はバスを待っているのではなく雨宿りをしていたのだと言う。
普段ならそのまま通り過ぎるだけの利典だが、なぜかその少女が気になって傘に入れてやることにした。
母の想いが利典と少女の不思議な縁を繋いでいく。