あらすじ

32歳、転職を繰り返した末に行き着いたのは、弱小事務所所属のメスガキ系Vtuberゆぃち(底辺)。 ゲームは下手、トークも上手くない。登録者は8万人止まり。 同業他社の無数のサムネに埋もれ、自分の無力に何度も押し潰されそうになる。 けれど、憧れのママ(イラストレーター)が描いた姿をもっと輝かせたい一心で、必死に配信を続けてきた。 そんなある日、商店街で出会った一着の着物が、彼女の胸に突き刺さる。 大量に並んだ同じような柄の中で、力強く存在する。自然と目が吸い寄せられる。 ……そうだ。私がVtuverを始めた理由は――――。 これは、虚しさを抱えた人間を肯定する物語。 輝く希望はない。でも、絶望だけじゃない。

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カクヨム
カクヨム2025/08/31
  • 現在の作品無数のサムネに埋もれても、『私』は必ず届く