あらすじ
両親から虐待を受けている女児『リリ』は
今年で八歳となる。
日に日に傷は増え 家からは出られない
そんな谷底の地獄にも 唯一 救いはあった。
それは 親がこぼしたお菓子の欠片
汚く食べ散らかし 包装を机に散乱させ
いつもどこかへゆく
リリはその間に机の上や椅子
床に落ちるカスを食べ
娯楽を得ていた。
そんな哀れなリリにも転機が訪れる
それは 両親の死だ。
二人が死にリリはひとりとなった。
薄暗く狭い汚い家は、少しだけ広くなり
お菓子だって丸々食べられる
そして リリは少しづつ 自分を取り戻していく、
はずだった……