あらすじ
立花琴葉《たちばなことは》は推し活が生きがいの中一女子。
VTuber事務所“ぶいしゅご!”所属の四人のタレントを推していて、最推しは陽斬《ひのきり》ハル。
ぶいしゅご!のメンバーは、誹謗中傷から生まれる怪物“ディスログ”と戦い、データでできた世界“バーチャルワールド”を守る守護者でもある。
琴葉はそれがただの設定だと思っていたが、突如バーチャルワールドに迷い込み、四人の推しと対面。守護者の能力が開花し、ぶいしゅご!五人目のメンバー・夕暮《ゆうぐれ》リーフとしてデビューすることになる。
最初は推し活の延長気分で配信をし、推しの魅力をリスナーと共感できれば満足だった琴葉。しかし活動を続けるうちに、自分だけが平凡で自信がなく、仲間を推す以外にしたいことがないと悩み始める。
そんな中、とあるコメントがきっかけでSNSが炎上。誹謗中傷が増えたことでディスログも増え、世界は壊滅の危機に陥る。
世界を救うためバーチャルワールドに向かった琴葉は、そこで炎上の発端となった少年・リツと出会う。
リツは幼い頃に両親に捨てられ、学校ではいじめられていた。これまでの人生で幸せな瞬間が一度もなく、だからこそ炎上を起こしてディスログで世界を壊そうとしていた。
「俺なんか」と嘆くリツに、琴葉は自分と同じだと感じる。弱気になる琴葉をいつも支えてくれたのは、推しのハルだった。
自分にとってのハルのように、リツに勇気や希望を与えたい。みんなを推すだけじゃなく、自分も誰かの推しになりたい。琴葉は初めて自分の目標を見つけ、リツを説得する。
改心したリツと、駆けつけたぶいしゅご!の仲間とともに1,000万匹のディスログを浄化し、世界は無事に守られた。
炎上もおさまり、リツは琴葉のクラスに転校。ぶいしゅご!六人目としてデビューも決定した。
琴葉は新しい仲間とともに、配信も推し活も戦いも全力で頑張る決意を新たにするのだった。