あらすじ
中高一貫性である、私立ライラック学園に通う三人の異世界物語。
学園の問題児と呼ばれる、自由気侭な飛来龍。
学園の生徒会長を務める、文武両道な寿々奈明日香。
学園から特待生として扱われる、天空海闊な黒崎信。
三者三様ながら、中等部から不思議と気が合って凡そ六年の付き合い。
そんな才気にも溢れる彼等は、日常の最中に突如として異世界へと転移させられる。
「此処が異世界とかどうでも良いんだよ、俺は気に入らねぇ奴を吹っ飛ばせるならそれでいい」
「私はこんな異世界になど屈しない。例え卑怯と呼ばれようと、必ず取り戻して見せる!」
「感謝する異世界。此処ならば、当方の全身全霊を尽くすに相応しい」
意図せず別たれ、立場を違え、それでも異世界と向き合い、其々が飛躍を遂げる。
決して彼等の絆は消えない。
しかし異世界の理は、理不尽を彼等に強いる。
これは選択の物語。
非日常に置かれた青年達の、決断の歴史である。