あらすじ

かなり昔の偉い科学者はこう言ったという。「第三次世界大戦で何の兵器が使われるかは分からないが、第四次世界大戦は棒切れでの殴り合いになるだろう」と。  その予想は、ほとんどの部分で当たっていた。ただし、一つ付け加えることがある。  正しくはこうだ。「『身長が四十から五十メートルある機械の巨人が、』棒切れで殴り合っている」、と————。  ヤマト皇国の巨人型戦闘兵器《ティタンギア》乗りである軍人・秋永真守は、日々迫りくる隣国リダラエナ帝国からの侵攻を防ぐのが仕事だ。帝国の兵は機械のように統率され、死を恐れない。自分の命に無頓着なその姿から、ヤマト皇国の兵士たちはいつしか彼らを『棺桶』と呼ぶようになっていた。  ある日、ヤマト皇国軍の筆頭操縦者である水茄夕季が、敵国の『棺桶』を鹵獲してきた。しかし、『棺桶』の内部にはリダラエナ帝国の狂気的な真実が隠されていた。  帝国兵の真実を知った秋永と水茄は、二人だけのとある『約束』を交わす——。

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エブリスタ2025/08/31
  • 現在の作品TITAN GEAR《暁の章》