あらすじ
子供の頃祖父の家の近くの山で迷子になった。今一度、今一度という女の声が近づいて来る。腹を空かせていた俺は朦朧とする意識の中、口に飴玉をつっこまれた。
あれから十年、祖父が話してくれた「メメ」の伝承。目の見えない彼女は差別の激しかった当時、村中から虐げられていた。
目が見えないから何もできず役立たずのレッテルをはられたメメ。当主の赤子をあやす仕事についたのだが、とある出来事で殺されてしまった。
それ以来山にはメメが彷徨っているらしい。子供の頃会ったのは、メメなのではないか。
悲しい話、なのでしょうかね。はてさて。
表紙:かんたん表紙メーカー