あらすじ

リコーダーが嫌いな少年が、楽譜読解・運指・呼気という三重苦に抗いながら、教室の片隅で自己対話を続ける掌編である。音楽祭を目前に結成された“とある軍勢”は、劣等感と連帯感をリコーダーの管に詰め込み、乾いた音で教室に宣戦布告を鳴らす。独白の熱量と即席リーダーシップが交錯し、挫折が自己表現へと反転する瞬間が痛快だ。読後、外した音ですら鼓舞に聞こえる自分を発見するはずだ。

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カクヨム
カクヨム2025/08/30
  • 現在の作品リコーダーと自己省察