あらすじ
俺はユーリ・リリベル。
若くして文官の地位にまで上り詰めた天才だが、今は訳あって魔王城に住んでいる。
というのも、世界を救うために魔王と恋人関係になったのだ。
何ともふざけた話だが、魔王と付き合うにあたって絶対に守らなければならないルールがある。
それは「魔王に惚れてはいけない」ということ。
人類の敵である彼女に惚れるということは、それだけで大きな罪になりかねない。
しかし、普段から「恋なんて頭の病気だろ」と豪語している恋愛アンチの俺からしてみれば──
「今日は仕事で外に出てくる。留守番頼んだぞ」
「ん、がんばる。……ねえ、ほんとに行かなきゃだめなの?」
「……よし、やっぱり今日は休みだっ」
────まったく、なんの、問題もない!!!!