あらすじ
リャーナ・カタヤイネンは、大国『連邦』の名家に令嬢にして、スパイ学校主席の祖国の切り札だった。
しかし、彼女の祖国は行き過ぎた軍拡と無能な政治家たちのせいで、世界征服の野望を抱いたまま、泡となって消えてしまった。
行き場を失ったリャーナは日本のNGO団体に拾われる。
そこで彼女は大人たちに笑顔で接し、すぐに信頼を勝ち取ると、ある頼みごとを依頼される。
それは近年社会問題になっているVRMMOゲーム「リアル・ワールド」での見回り活動だった。
リャーナはそれを笑顔で快諾した。
だが、大人たちはリャーナの裏の顔を全く見抜けていなかった。
「さぁ、行こうか。同志諸君。理想国家を作りに!」
大人たちは知らなかった。専任射撃手・戦車長・特殊作戦員・情報戦・心理戦のエキスパート。リャーナは連邦で『模範的同志』と呼ばれ、西側諸国で危険視される人物であったことを。
彼女はそのあり余る野望と才能を持って、VRという広大な仮想世界に理想国家を築いていく。